油断することは最大の敵となり得ます。慎重に行動することはいつも大切です。「勝って兜の緒を締めよ」、つまり、うまくいっている時こそ気を引き締めましょう。「石橋をたたいて渡る」、つまり、大丈夫と思えても注意しましょう。「九十九里をもって半ばとす」、つまり、最後まで慎重でありましょう。「急がば回れ」、つまり、急いでいる時こそ落ちついて行動しましょう。「急いては事を仕損ずる」のです。 ━Check Point━ □@勝って兜の緒を締めよ。 □A石橋を叩いて渡る。 □B九十九里をもって半ばとす。 □C大事の前の小事。 □D急がば回れ。
〓〓補足資料〓〓 「油断大敵」 油断は物事の失敗の原因となるから大きな敵である。 「勝って兜の緒を締めよ」 敵に勝っても油断をしないようにせよ。 「急がば回れ」 危険な近道よりも、安全な本道をまわった方が結局早く目的地につく。成果を急ぐなら、一見迂遠でも着実な方法をとった方がよい。 「石橋を叩いて渡る」 堅固な石橋を叩いて、堅固さを確かめてから渡る。用心の上にも用心するたとえ。 「急いては事を仕損ずる」 あまり急ぐとかえって失敗を招きやすい。
■関連した格言を総合することにより理解が深められる。
▼英文 Look before you leap. (飛ぶ前に見よ。) Make haste slowly. (ゆっくり急げ。) Second thoughts are best. (再考は最高。) |