第60章「人は落ち目が大事」
このことわざの一つの意味は、落ちぶれた人を見捨てないようにということ。苦難に直面している時に助けてこそ真の友といえるでしょう。あなたが難しい事態に陥った時は、周りの人が忠節な者か不忠節な者かが明らかになる時です。その時、不忠節な者はぼろを出します。一方、忠節な友はその時こそあなたに愛を示すでしょう。「国乱れて忠臣現る」という通りです。通常のときは分からない真の姿を見ることができるのです。では、あなたにはそれを見抜くだけの洞察力がありますか。また、あなたは助けをさしのべますか。
━Check Point━
 □@あなたが難しい時こそ人は真の姿を表す。
 □A不忠節な者はぼろを出す。
 □B忠節な者は最後まであなたに親切を示す。
 □C忠節な者と不忠節な者を見分ける。
 □D苦難の時にこそ真の友になる。

〓〓補足資料〓〓
「人は落ち目が大事」
おちぶれた人を見捨てないで助け励ませということ。また、おちぶれた時は特にその行動に注意して一生懸命再興をはかれという意味。
「国乱れて忠臣現る」
国が乱れて危機に瀕した時、不忠実な者がぼろを出すのに対して、忠臣は真価を発揮する。

▼英文
A friend in need is a friend indeed.
(困った時の友こそが本当の友。)


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