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第4章 子育ての責任も花に負けないで
がら(咲き終えた花の部分)を摘めば摘むほど花数を増す一年草のパンジー。切り戻し(伸びようとする枝を切り落とす)をすればするほど枝葉を出し花数を増やす、やはり一年草のペチュニア。どの花も命がけで咲こうとするこの強さを持っているのはなぜと思いますか。

  花がらを摘まれてしまったのでは、実(種子)を結ぼうとする目的が達成できなくなってしまうので、自分の季節が終わりかけても次の花を咲かせて実を結ぼうと必死なの。それが、草花として存在するようになった花達の「使命」なのね。

実を結び、その種によって、次世代のいわば自分の子供が立派な花を咲くようにしたいのです。それで、粘り強くこれでもかこれでもかと命がけなの。

そして、可能な限りより広げられた地域や優れた土壌に咲かせたい為に、その種は、あるものは大変軽く風に運ばれるように、またあるものはパラシュート付きだったりもするわ。ポーンと音を立ててはじける種もあり、人間の服や動物に付いて運ばれるようにマジックテープ付きだったするのもあります。

  花達にとってはそれ程大切な「子供」たちなのね。この花達の「母性愛」があればこそ、この地球上は花によって飾られているのですよね。

  では、花の母性愛に劣ってしまうこの人間社会の母親についてどう思われますか?自分の乳児や幼児を殺してしまうほど悩ませてしまう環境も悪いけど、母性愛が少しでもあれば、自分の身を削っても病気のときは看病し、又災いから守り続け、育てていけるのではないかしら!

  貴女に、もし愛する子供が居るなら、バランスのとれた愛情を注ぎつつ、自分の時間を削り、関心を払って子育てしましょう。よく会話のできる親子になるため、アクティブ・リスニングの技術も身につける努力もしませんか?そうして人として存在することになった者としての「責任」を果たして、花に負けない母親になりましょうね。
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